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来たる夏に備えて「暑熱順化」で熱中症を回避したい![ライフネット生命社員ブログ]

こんにちは、ライフネット生命公式note編集部の年永です。
気温が30℃を超える日も多くなってきて、本格的に夏が来たんだな、と感じますね。
昨年は外出の機会がそれまでより増えたこともあり、ちょっと体調を崩してしまったなという日がいくらかありました。

仕事やプライベートに影響も出てしまうし、そもそも体調を崩してしまうとつらいものです。
なんとかして熱中症になることを避けたい! 明るく元気よく夏を過ごしたい! 今からできることはなんでもしておきたーい!!


熱中症のリスクを下げるには汗をかくことが大切らしい


熱中症は、熱の産生と熱の放散とのバランスが崩れ、体温が急激に上昇してしまうことをいうそうです。

暑いときには、体からきちんと熱を逃がすことが重要とされています。
熱を逃がすというと、冷たいものを食べたり飲んだりすることや、薄着をするなどといった方法が思いつきますが、汗をかくのも方法の一つ。
暑い日に汗をかくのはちょっと嫌だな~恥ずかしいな~と思う人もいるかもしれませんが、汗をかくことで人は体の表面から熱を逃がして、体温調節を行っています。
(詳しくは環境省「熱中症環境マニュアル2022」をご覧ください)

汗をたくさんかけば、汗の蒸発に伴って熱を逃がせるので、体温の低下に役立つ。
反対に、汗をかけないと、体から熱が逃げない=熱中症になりやすい状態になってしまう、となるわけですね。
ですので、しっかり汗をかける体であることが夏を健康的に攻略するポイントのようです。

私は顔からは汗がダラダラ出る一方で、ほかの部位からはあまり汗をかかない、と自認しています。
昨年から外出の機会も増え、暑さのピークといわれる時間帯に出かけなくてはいけないこともあります。そうなると、汗をかけないことは健康面のリスクとなりそうです。困りました。

「暑熱順化」で熱中症になりにくくなる! ……暑熱順化ってなに?


さてどうしたものかと調べてみると、体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」というものがあるそうです。
数日から2週間程度かけて暑熱順化を進めていくと、汗をかく量が増えたり、かき始める時間が短縮されたりして、体から熱が逃げやすくなり、結果的に熱中症にもなりにくくなるようです。

【暑熱順化が進む行動の例】
歩く・走る:歩くのは1回30分、走るのは1回15分、週5日程度
自転車に乗る:1回30分、週3回程度
筋トレ・ストレッチ:1回30分、週5回~毎日程度
入浴(湯船につかる)・サウナ:2日に1回程度

出典:厚生労働省「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」

私は……どれもしていませんでしたね……!!(季節に関係なく家からほとんど出ずパソコンの前から動かない&シャワーのみで済ませることがほとんどでした)
ジョギングや筋トレなどは体力のない人間からするとちょっとハードルが高いのですが、湯船につかるのであれば手軽に始められそうですので、まずはここから始めてみることにしました。

一度暑熱順化ができても、その行動が続かず暑さから遠のくとまた体が暑さに慣れていない状態に戻ってしまうそうなので、2週間といわず夏の間頑張ってみようかなと思っております。

暑熱順化を始めるおすすめの時期は地域ごとに異なるようですが、6月中旬~7月上旬には始めておいた方が良いとのこと。
少し遅くはなりましたが、夏を元気に乗り切るためにも、できることはやっておきたいと思います。

皆さまも、上記のような行動で本格的な夏に向けた準備をしておきませんか?(無理のない範囲で!)

ライフネット生命公式note編集部
年永

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