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友人の「見送り」の準備をした話[社員ブログ]

こんにちは、ライフネット生命公式note編集部です。
お別れの機会として、お葬式に出席するための準備は気がすすまないものですが、社員同士の会話の中で、調査のデータよりも体験談が知りたいこともあるよね、ということでこの体験談を載せることにしました。準備が必要なものやかかる費用は人それぞれです。参考までにご覧くださいね。


ライフネット生命公式noteをご覧の皆さん、こんにちは。

皆さんは、お葬式に出席されたことはあるでしょうか?
若い世代の方ですと、学生の頃に親戚のお葬式に出たきり経験がない人もいるかもしれません。
そのときは学生服で出席をして、社会人になってからは「冠婚葬祭」のうち「葬」とは縁遠いまま、という人もいるでしょう。

私もそういったタイプだったのですが、残念ながら今年の上旬、お葬式に参列することとなりました。
本当に突然のことだったのと、私は葬式経験もほぼなかったため、喪服もなにも準備がありませんでした。
友人のご家族の意向でお通夜とお葬式まで数日の間があったため、急げばなんとか用意ができるなというところ。

さて、本当に一からすべてを準備する場合、どのような行動を取れば良いか。
私の場合の最適な答えは、「5万円かクレジットカードを握りしめて、フォーマルフロアのある総合スーパーや百貨店に行く」です。

お葬式に必要なものというと、以下のものがそろっていればひとまず大丈夫なはずです。
(私の場合にかかったおおよその予算も併記しています)

・喪服(約4万円)
・数珠(約3千円)
・香典などを入れる袱紗(ふくさ)(所有していたので0円)
・フォーマルバッグ(約5千円)
・ストッキング(所有していたので0円)
・靴(約3千円)

これに加えて香典などもありますので、金額自体はもう少し必要かもしれません。
袱紗は以前に記念品としてもらったものが手元にありましたが、それ以外のものは本当に何もない状態でした。
私の場合は時間もなかったので、いろいろな店に行かずともまとめて物を揃えられる総合スーパーに走りました。

5階建てなどで店の中にテナントが入っているような大きめの総合スーパーには、フォーマルフロアが設けられているはずです。そこであれば、上記のものがまとめて揃えられます。
フォーマルフロアの店員さんも百戦錬磨の方が接客をしてくださることが多いので、とりあえず店に行って「お葬式は初めてです、予算は●万円以内です」と伝えれば、あとはおすすめを選んでくれるはずです。

私の場合は一人暮らしであることもお伝えしたところ、「ではファスナーは自力で上げやすい方がいいですね」と前ファスナーのものを選んでもらいました。
なるほどこれは自分だけじゃ思い至らなかったな、というポイントでした。
また、ワンピース+上着のセットで買ったのですが、ワンピース自体が上着を着ているように見える(五分袖で胸元にジャケットの襟のような飾り布がついている)デザインになっているので、春夏秋冬いつでも使えるような組み合わせだったのも、自分では思いつかなかったなぁと。
さらに、洗濯機OKというのも本当に助かりました。
喪服選びのときは、こういったもの選ぶと皆さんも楽だと思います。

数珠は3千円弱くらい、材質は木製やクォーツ製などいろいろですが、好みで良いそうです。
私の場合、湿度の高い家に住んでいるので、カビの心配がないクォーツ製にしておきました。

靴については、履き慣れたものがあるのであれば、それを使うのが良いでしょう。
私のようにスニーカー生活をしている方は、お通夜やお葬式の最中は意外と立ちっぱなしの時間があるので、クッション性のあるものを買っておくのが安心だと思います。
(ヒールは3cm程度など、あまり高くないものが良いかと)

フォーマルバッグは、金属の部品が使われていないものが一般的とされているようだったので、そういったものを選びました。
ただ、当日の様子を見ていると「●●さんが好きなブランドのバッグだから」と、一般的なものとは別のものを使われている人もいたようでした。
当人同士の関係やご家族のお考えにもよりますが、そういう思い出の品があるのであれば、マナーなどはいったん横に置いて、使うのも良いのかもと思いました。

あとは香典袋と薄墨の筆ペン、行き帰りは私服で式の前に着替えるのであれば喪服などをまとめて入れられる袋なども買って、完了です。
自力で喪服を選べるのであれば、スーツ専門店などの方がセールをしていることもあるので、予算抑えめで準備もできるかもしれませんね。
ただ、サイズの自由がきかない(一定のサイズは店頭に置いておらずウェブ通販のみなど)場合もありますので、自分に合うサイズが店舗に置いてあるかは事前にチェックしておくことをおすすめします。

一人暮らしにはなかなかに大きな出費でしたが、それでも友人の見送りになんとか形を整えられました。
次の出番は遠くになるようにと念を込めて、洗濯後の喪服はクローゼットの一番奥の奥に突っ込んであります。
皆さんにはそんな機会が訪れないことを祈りながら、それでももしものときには、少しでもこちらの内容が役に立てばと思います。

ライフネット生命公式note編集部

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