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ライフネット生命より新年のご挨拶

ライフネット生命のnoteをご覧の皆さま
 
はじめに、能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆さまが少しでも早く平穏な日常を取り戻されますことをお祈りいたします。
 
新年おめでとうございます。ライフネット生命の代表取締役社長の森です。この度の年末年始は、年末と年始で世の中の様相が一転したように感じます。年末は、多くの人でにぎわう駅や空港、行楽地が多く報道されるなど、生活者の行動様式が概ね正常化した様子が印象的でした。一方で年始は、震災や事故など胸が痛くなるニュースが相次ぎました。改めて、当たり前の日常への感謝を忘れず、毎日を大切に生きていきたいという思いを強くした方も多かったのではないでしょうか。
 
年初にあたり、昨年を大きく振り返り、本年の意気込みを表したいと思います。
 
昨年は、ライフネット生命にとって「脱皮」を目指した年でした。
お客さまにライフネット生命を知っていただく機会の一つであるテレビCMでは、内容を大幅に刷新し、子育て世代の方々にとって一層身近な存在となれるよう我々のメッセージを込めました。
また、急速に進む金融サービスのデジタル化によって、「銀行・証券・保険」といった従来の業界区分が、その境界線を曖昧にする中で、幅広い金融サービスの中に自然と溶け込んだ存在になるよう、auじぶん銀行を通じた団体信用生命保険の提供や、新たに資本業務提携を結んだ三井住友カードを通じた「Vポイントが貯まる保険」の提供などを実現しました。
最後に、日本の上場生命保険会社では初めて※、国際財務報告基準(IFRS)に基づく財務報告を開始しました。それにより期中には国内公募増資の実行が可能となり、個人投資家層を大幅に拡大するとともに、お客さまにもより一層の安心感をお届けすることができました。
※当社調べ
 
本年は、ライフネット生命が「社会に与えるインパクトを拡大する」年となるよう、新たな挑戦をします。
当社は2008年に開業して以降「オンライン生命保険」という新たな価値を提供することで生命保険業界を顧客目線でデザインし直す(re-designする)挑戦を続けてきました。当初は孤独な挑戦でニッチな事業だったかもしれませんが、おかげさまで保有契約件数も約60万件まで増加し、従業員数も200名を越えました。また、金融サービスのデジタル化は構造的なメガトレンドとなり、戦略的な提携パートナーも大幅に増加しました。
一方で、子育て世代の若年層の方々は引き続き様々な家計上の苦しさに直面していて、政府や行政もそれを解決するためにデジタルインフラの整備を急速に進めています。当社はこれを、自らの社会的使命を大きくアップデートして新しいインパクトを社会に与えることが期待されていると捉え、本年はその期待に応えるための新たな活動に取り組みます。
 
ライフネット生命は、引き続き、開業以来大切にしている「ライフネットの生命保険マニフェスト」に基づき、生命保険を「正直に、わかりやすく、安くて、便利にする」ことを実現し、お客さま一人ひとりの生き方を応援する企業として、生命保険の未来をつくるための挑戦を続けます。
 
おわりに、本年が、皆さま一人ひとりにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
森 亮介(ライフネット生命 社長)


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