どうなる? 保険加入時の告知内容漏れ
生命保険(死亡保険、医療保険、がん保険等)に加入する際は、ご自身の職業や年収、健康状態、過去何年かの病歴等について、保険会社に正しく伝えなければならない「告知義務」があります。これは、保険のしくみが不公平に偏ることなく、健全に運営されるために必要な制度です。
では、保険の加入時に必要な「告知」とは何でしょうか? また、告知し忘れた病歴がある場合、どうなるのでしょうか?
※本記事では、ライフネット生命の場合をご紹介しています。
告知にはどのような内容があるの?
保険加入時の告知事項は、保険会社によって異なりますが、ライフネット生命の場合、基本的には以下の質問に対して回答していただくことになります。(年齢やお申し込みの保険商品、保障内容などによって異なります)
なぜ告知が大切なのか?
告知は事実を「正直に」お伝えいただくのが鉄則です。覚えていない項目がある人は、お申し込み手続きの際に、過去の通院歴がわかるものや診療明細書、お薬手帳などを事前にご用意いただくのがよいでしょう。
お申し込みの際の告知漏れが原因で、保険金や給付金が受け取れなくなってしまっては元も子もありません。告知義務違反となると、保険契約が解除されてしまう場合もあります。保障も失ってしまうことになりますから、告知の重要性を理解したうえでお申し込みください。
なお、病気に限らず、もしうっかり告知し忘れてしまった事を思い出した場合は、その時点ですぐに正直に申し出ましょう。
受付方法は各社異なりますので、告知し忘れたことがわかったら、まずは加入している保険会社の窓口にご連絡ください。
何を告知したか、内容を確認するには?
保険に加入する際、ご自分がどのような告知をしたかについては、保険会社から必ず「告知書」の控えが渡されます。ライフネット生命の場合は書面ではなく、お申し込み完了の際に、お客さまの「マイページ」にPDFファイルでお渡ししており、いつでも閲覧いただけるようになっています。
もしも「加入の際に、あのことは告知したかな?」と忘れてしまったら、告知書の控えを見て、ご自分がどのように答えたかを確認してみてください。もし告知し忘れていたものがあったら、保険会社にすみやかに連絡しましょう。
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文/ライフネット生命公式note編集部