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2025年を迎えて-執行役員・片田薫(ライフネット生命)

ライフネット生命にとって、2024年は転換期ともいえる、多くの出来事があった年でした。
そして2025年、足を止めることなく新たな挑戦を行っていきます。
その決意を胸に動き出している社員たちを代表して、役員たちがそれぞれの言葉で今の思いをお伝えします。


法務・リスク管理・人事総務を所管しております、執行役員の片田です。
2024年はライフネット生命にとって、新たな旅立ちに向けた準備の年でした。
2024年11月25日、私たちは、2008年の開業来過ごしてきた麹町NKビルを出て、新本社となる二番町センタービルに引っ越しました。

多くの山あり谷ありの日々を過ごしてきた、愛着のある旧オフィスからの引越しを検討し始めたのは約2年前。新オフィスとなる物件の空室情報をもらったのがきっかけでした。
オフィス移転のプロジェクトは、脱皮を繰り返しながら成長を続けていく会社でありたいという願いを込めて「やどかりプロジェクト」と名づけられました。

当時、私たちは成長に向けたアクセルを踏みこんで、採用人数を増やしているところでした。社員数が右肩上がりに増える一方で、コロナ禍以降定着した在宅勤務を活用し、出社率を調整しながら、オフィスの手狭さをなんとかやり過ごしていました。

社会的にコロナ禍が明けたとされた頃に、みんなで集まりたいと思っても、全員出社できる分の座席がありません。ちょっと出社率の高い日には、会議室が予約でいっぱいになってしまいます。気合を入れてオフィスに出社してみたら、空き席を探し回ることになり、会議室が取れないので結局オンライン会議、という散々な出社体験をさせてしまっていました。

とはいえ、引越し直前の従業員アンケートでは、75%超が旧オフィスに満足しており、「座席数の不足以外は今のオフィスに満足しています」「ライフネットらしくて好きでした」「いざ離れるとなると名残惜しい」との声も上がっていました。

在宅勤務でも日常の業務は回せるようになった中で、なぜ私たちには新しいオフィスが必要なのか。ライフネットの生命保険マニフェストに「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」を掲げ、「よい商品を安く提供するための工夫を怠らない」ことを大切にする私たちが、オフィスにこれまでよりお金をかけることの意義は何なのか。プロジェクトメンバーは、何度も何度もそこに立ち返りながら、大小さまざまな決断をしていきました。

私たちは、200名超という限られた人数で、全国のお客さまに生命保険サービスをお届けしています。全国に拠点があるわけではなく、このオフィスで共に働く仲間が全てです。
私たちは、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」を追求し続けることで、生命保険を通じてお客さま一人ひとりの生き方を応援する企業でありたい、というマニフェストに共感して集まりました。マニフェストの価値をより多くのお客さまにお届けするには、解決しなければいけない課題や、越えなくてはならないチャレンジがたくさんあります。
それぞれの専門性を発揮して、自分の職務を全うするだけであれば、在宅勤務で十分だし、効率的かもしれない。でも、マニフェストを実現するために、何か新しいものを生み出すには、専門性の足し算ではなく掛け算が必要です。
掛け算を生むためには、お互いが意見をぶつけ合う場が必要だし、それ以前に、意見をぶつけ合うことのできる信頼関係の土台が必要です。お互いの顔を見ながら、信頼関係を育み、互いにぶつかり合う場が、私たちにとっての新しいオフィスなのです。

開業の地である旧オフィスは、中古のオフィス家具を使ってコストを抑えながらも、シンプルで機能性を重視した、私たちらしいオフィスでした。
新オフィスは、全ての機能をワンフロアに集め、執務室内にはできる限り壁を作らず、従業員同士お互いの顔が見え、働きぶりを感じられるように設計しています。

ライフネット生命新オフィス

執務室の中央に、サマルカンド(シルクロードにおける東西の文化の結節点となる都市名)と呼んでいるフリースペースを配置して、朝礼や節目となる社内イベント、忘年会などの全社員が集まる行事を行える設備を用意しました。

ライフネット生命新オフィス内・サマルカンド

数を増やした会議室には、開業年である2008年から2024年までの番号が振られています。
それぞれの年に入社した社員が集まり、その年のできごとを思い出しながら、その年を表すキーワードを選び、会議室名にしました。

ライフネット生命新オフィス内・会議室エリア

写真で左手前に写っている2014年の会議室名は「オドリバ」です。
会議室前のプレートには、「新契約業績が低迷し始め、私たちは階段の踊り場にいました。会社の転換期であり、ステップアップしていくための助走期間でした。私たちは苦しい時期を乗り越えた経験を忘れません。」と記されています。 

新オフィスで迎える初めての新年。
私たちは、旧オフィスで紡いできた歴史を土台として、またここから、新しいライフネット生命の歴史を紡いでいきます。 

執行役員
片田

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