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2025年を迎えて-執行役員・肥田康宏(ライフネット生命)

ライフネット生命にとって、2024年は転換期ともいえる、多くの出来事があった年でした。
そして2025年、足を止めることなく新たな挑戦を行っていきます。
その決意を胸に動き出している社員たちを代表して、役員たちがそれぞれの言葉で今の思いをお伝えします。

お正月とマーケティングとお金の話


マーケティング部とブランドマネジメント部を所管している執行役員の肥田です。2012年に入社をして今年で13年目、気づけば古株と呼ばれるだけの年数を重ねていました。

ポチ袋にお年玉を入れる時期になると決まって思い出す、マーケティングの先輩からの教えがあります。

「僕らが使う営業費用は、もしかしたら会社の仲間の給与になっていたかもしれない、そう思いながら予算を使おう。例えば、従業員が200人の会社で200万円の施策をやるならば、一人の社員から1万円のお金を借りてでもこの施策はやるべきだという位の覚悟をもっていたいよね」……というお話でした。

予算は単なる数字ではなく、社員一人ひとりの貢献や期待が込められているという認識と、予算の使い方に対する責任感は額の大小にかかわらず持ち続けたい、と思うきっかけとなりました。

お金の話といえば、創業者の岩瀬さんの「金銭感覚」も、今でも大事にしていることです。

「私たちはベンチャー企業だから、自分たちでできることは自分たちの手を動かそう。本当に外部の方に高額な費用を払ってお願いする必要があるのか、よく考えてみてほしい」と。

この言葉に、稟議を取り下げたこともありました。外の力を借りることを否定しているのではなく、限りある予算を使うときにその必然性をしっかりと考えたのか? ということであり、少し気軽に考えてしまっていた自分を恥じました。

もう一人の創業者の出口さんは、戦後初となる独立系の生命保険会社を立ち上げるにあたって、金融庁に提出する資料を「お金があまりなかったから」という理由で、全部自分達で書き上げたとも聞いています。

このような手弁当精神は、今の時代には古臭い考えなのかもしれませんが、お客さまの大切なご契約をお守りしながらも会社として成長をしなければならないライフネット生命には必要なマインドだと思うのです。

振り返ると、会社の営業費用は10年前と比べて大きく増加しています。今の市場環境を考えれば、全国に支店があるわけでも、何万という営業職員がいるわけでもないライフネット生命にとっては、現在の予算規模は決して過多ではないと思います。

しかし同時に、営業費用が少なかった頃と比べると、私自身が感じるお金の重みが少し変わってきているような気もします。この年始の休み中は、そんな思いが特に強くなりました。

マーケティングの世界はもちろん、市場も競争環境も日々変化していて、今年も新たな挑戦が待ち受けています。そんな中でも「お金の重み」への認識を大切にしたい!

そんな大それたことを、金額は控えめなお年玉を渡しながら思っていました。

執行役員
肥田

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