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2025年を迎えて-上級執行役員・河﨑武士(ライフネット生命)

ライフネット生命にとって、2024年は転換期ともいえる、多くの出来事があった年でした。
そして2025年、足を止めることなく新たな挑戦を行っていきます。
その決意を胸に動き出している社員たちを代表して、役員たちがそれぞれの言葉で今の思いをお伝えします。


皆さま、こんにちは。経営企画部と経理数理部を担当しております河﨑です。

早いもので、当社に入社して5年目に入りました。振り返ると、我々を取り巻く事業環境は目まぐるしく変化し、事業の成長・拡大に合わせ、私自身も毎年のように様々なコーポレートアクションを経験してきました。この変化の連続こそが、当社の成長の証であり、我々の挑戦の軌跡だと実感しています。

特に2024年は、我々にとって大きな転換点となりました。新たな経営方針と2028年度までの中期計画とともに、当社が実現したいアウトカム目標「安心して、未来世代を育てられる社会」を公表しました。当社の事業活動を通じて少子高齢化という社会課題に向き合い、社会全体で子育てができる社会の実現に貢献していきたいという思いのもとに生まれたこのアウトカム目標は、2児の父である私にとっても、心から実現したいものになります。
アウトカム目標に込めた当社の想いや実現に向けた取り組みは、ディスクロージャー誌でもご紹介していますので、ぜひこの機会にご覧ください。

ライフネット生命のディスクロージャー誌(2024)

さて、2025年も早いもので1ヶ月が過ぎましたが、年始は家族とともに大阪に帰省し、京都まで足をのばして神社仏閣巡りをしました。特に興味深かったのが龍安寺の石庭です。

龍安寺の石庭

白砂と15個の石だけで構成されるこの庭園は、シンプルでありながら深遠な魅力を放っています。真相は謎のようですが、一説にはどの角度から見ても1つの石が隠れる不完全さを表現しているともいわれているようです。

私の妄想でしかありませんが、この不完全さは、常に完成することのないビジネスの世界への示唆を教えてくれているような気もします。多様な視点からの新たな可能性の発見、表面事象として現れない価値を見抜くことの重要性、あえてシンプルにすることによる本質的な価値の訴求などなど。かの有名なApple創業者のスティーブ・ジョブズもこの庭園に魅了された1人だそうです。

我々の事業にも完成はありません。完成はないからこそ、常に挑戦し続けられる企業であり続けることが重要であり、そうあることで、ステークホルダーの皆さまから共感される企業を目指すべく、私自身も情熱を持って挑戦し続けたいと思います。

最近読んだ「Firms of Endearment」という書籍のなかで、社会(Society)、パートナー(Partners)、投資家(Investors)、お客さま(Customers)、従業員(Employees)が有機的につながるSPICEステークホルダーモデルの実践企業が、愛される企業の特徴として紹介されていました。

当社は昨年サステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティに関する基本方針を策定しましたが、SPICEステークホルダーモデルは我々のサステナビリティに関する考え方とも相通ずるところがあると感じます。様々なステークホルダーの皆さまとの相互のつながりを大切に、持続可能な社会・環境の実現と企業価値の向上の両立により、愛される企業を目指していければと思います。

最後に余談ですが、健康維持のため、オフィス近くの区民プールでの週1回の水泳とサラダランチを最近取り入れました。仕事・プライベートの両面で、サステナブルな生活を目指していきたいと思います。皆さまも、それぞれの「サステナブルライフ」を見つけ、実践してみてはいかがでしょうか?

「安心して、未来世代を育てられる社会」の実現は、私含め役職員一人ひとりの行動から始まります。2025年も、皆さまとともに成長し、より良い未来を築いていけることを楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

上級執行役員
河﨑

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